おちゃっぱのおもちゃ箱

「おもちゃ箱」の名のとおり、「おちゃっぱ」が「面白い」と感じたことを、無秩序に並べたブログです。

ルビ付きの漢字をカウントする方法(2)

実はその後、「ルビ付きの漢字をカウントする方法」を探す必要はなくなりました。しかし、当方にとっては興味のあるテーマでしたので、ちょっと暇ができたときに、秀丸エディタのマクロを作ってみました。
これを利用すれば、原稿用紙25枚分(10,000文字)といった長い文書でも、漢字が何文字含まれているかを正確に、しかも数秒でカウントすることができます。

すでに秀丸エディタを利用している方なら……

すでに秀丸エディタを利用している方なら導入はカンタン。次のコード(緑色の部分)をマクロとして登録するだけです。(最後の「;」まで完全に……)

 

// テキストに含まれる漢字をカウントするマクロ
gofiletop;
// ファイルの冒頭に1行を挿入
// (なぜか、ファイルの1文字目をチェックしないので)
insert "★\n";
// 漢字をカウント
gofiletop;
#kanji = 0;
while (1) {
searchdown "[亜-熙|纊-黑]", regular;
if (!result ) break;
#kanji = #kanji + 1;
escape;
}
gofiletop;
// 原状回復
replacedown "★\n" , "" , casesense, regular;
// 結果表示
message "\n漢字:" + str(#kanji) + "文字";

とはいうものの「へ? マクロを、とうろく?」と思った方もいらっしゃるでしょう。そのような場合は、次の記事をご覧ください。マクロを登録する手順が分かりやすく説明されています。

秀丸マクロの使い方:秀丸マクロのレストラン

マクロを登録したら、適当な文書をコピーし、秀丸エディタにペーストしましょう。そして、このマクロを実行させると、短いものなら瞬時に、長いものでも数秒後に、「漢字:××文字」というポップアップが表示されます。

秀丸エディタを利用していない方なら……

秀丸エディタ秀まるおのホームページ(サイトー企画)−秀丸エディタからダウンロードできます。シェアウェアですので、ライセンス料(2018年2月現在4,320円)が必要ですが、最初のうち(試用期間)は無料で利用できます。

漢字以外の文字もカウントしたいなら……

漢字をカウントしたいだけなら、当方が作成したマクロで十分でしょう。一方、漢字以外(英単語の数、カタカナの文字数、……)もカウントしたいことがあるなら、次のマクロがおすすめです。

■文字数・語数を数えるマルチマクロ Ver.1.06

http://hide.maruo.co.jp/lib/macro/multicount106.html

こちらのマクロは、いろいろなことができる分、何をしてほしいのか、いちいち細かく指定しなければなりません。したがって、注文はメンドウですが、注文を受けた後は、瞬時に答えを出してくれます。